外務省が公表している海外在留邦人数です。海外在留邦人数は統計データが公表されている平成元年(1989) から令和元年 (2019)まで右肩あがりで増加していましたが令和2年、3年と減少しています。
外務省のサイトで海外在留邦人数、国別在留邦人数等の統計データが公表されています。在外公館(日本国大使館、総領事館)に届出されている「在留届」を基礎資料とした統計結果です。
下記の表は都市別在留邦人数 (上位50都市) から上位10都市 (プラス2都市) を抽出したものになります。令和3年 (2021年) の順位で並べたものに過去の数字が横に記載してあります (元データは各年度が順位順で並んでいますが数字の推移が分かりにくいので並び替えました) 。元データは外務省のサイトをご参照ください。
2017年から4年間でどのような変動があったのか見てみると、バンコクはコロナ禍でも毎年増え続けています。ニューヨークと上海は4年前から約13%減少しています。令和3年の統計後から上海はコロナの影響を大きく受けてますので、今後どのようになるのか興味深いところです。香港は3.6%の減少です。シンガポールはほぼ横ばいとなっています。
大幅に日本人が増加した都市があります。ホノルルはこの4年で46%増加しています。
クワラルンプールとホーチミンも2021年は前年から大きく減少していますが、それでも2017年から比較すると12%と21%の増加です。
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